2025.12.01

神前式参列の服装は？失敗しない神前式参列のポイント

神社や神殿で、夫婦の誓いを神の前で立てる「神前式」。
その中でも、神社で行う挙式は「神社婚」と呼ばれています。
厳かで美しく、日本の伝統が息づくスタイルとして、今あらためて多くの花嫁さまに選ばれている人気の挙式です。

そんな神前式に参列することになった時、
「着物のほうがいい？」「洋装でも大丈夫？」「親族と友人では違う？」など、服装選びで迷う方がとても多くいらっしゃいます。

そこで今回は、
神前式に参列する時の正しい服装マナーを、女性・男性・親族別に分けてわかりやすく解説します。
初めてでも安心して参列できるように、“好印象になれるポイント”と“気をつけたいNG例”もまとめました。

それではここから、立場別の服装マナーを見ていきましょう。
「晴れの日を敬い、失礼のない装いでお祝いしたい」──その気持ちがきっと伝わるはずです。

女性ゲストの服装マナー

女性ゲストの服装は、和装・洋装どちらでもOK。
ただし、格式の高い「神前式」という場にふさわしい上品さを意識することが大切です。

・色留袖、訪問着、付け下げなどが一般的
・未婚女性なら振袖も華やかで◎
・帯や草履・バッグなどの小物の格も揃えるとより美しい印象に

ほのかな柄や季節の色づかいは好印象ですが、花嫁と色が被りやすい白無地は避けるのがマナーです。

・膝下〜ロング丈のワンピースやドレス
・露出を避け、落ち着いた色味・素材がベター
・式場へ入る際は肩が出るデザインの方はショールなどを羽織るのが安心

神前式は厳かな雰囲気のため、過度なビジューやフリル、派手すぎる色、アニマル柄等は避けるのがマナーです。

男性はブラックスーツ・ダークスーツが基本。
フォーマル度を意識しながら、洗練された落ち着きのある装いを目指しましょう。

・ブラック／ネイビー／チャコールグレーが定番
・ネクタイは白・シルバー・薄いカラーの控えめデザイン
・靴は黒の革靴、ソックスも黒で統一を

派手な色や柄のネクタイ、カジュアルな靴・ノーネクタイは避けるのが安心です。

また、神前式では男性ゲストの和装もマナー違反ではありません。
紋付羽織袴を選ぶことで、より格式ある日本らしい装いになります。
ただし、花婿よりも格が上にならないよう、
落ち着いた色味や控えめな柄を意識すると安心です。

■ 和装
・母親…黒留袖、色留袖が最も一般的で格式が高い
・父親…紋付羽織袴（モーニングコートでも可）

■ 洋装
・母親…アフタヌーンドレス or 黒留袖と同格のフォーマルドレス
※ラメ・派手なビジューは控えめに
・父親…モーニングコート（ダークスーツの場合はネクタイ・チーフなどで礼装仕様に）

──どちらの場合も、「ご両家の格を合わせる」のが最も大切なポイントです。

■ 和装
・姉妹…色留袖・振袖・訪問着が華やかで好印象
・兄弟…紋付袴は成人式のようにカジュアルな印象になる場合もあるため、婚礼らしい色使い・帯で上品にまとめると◎

■ 洋装
・姉妹…膝下～ロング丈ドレス・パーティドレス。露出は控えめに
・兄弟…ブラックスーツ・ダークスーツを礼装仕様で（ネクタイは白・シルバー系が定番）

兄弟姉妹は「両親ほどの正礼装でなくてもよい」ですが、
夫婦の門出を見守る立場として、周囲より“少しフォーマル寄り”の装いを意識すると好印象です。

・和装と洋装が混ざってもいい？
→OK。大切なのは「ご両家の格を揃えること」。

・若い姉妹は振袖必須？
→必須ではありません。訪問着や上品なフォーマルドレスでも◎。

・洋装にしたいけど浮かないか不安
→色味が落ち着いていて上品であれば安心。黒やネイビー、深緑などが人気。

・白系の衣装で花嫁とバッティング
・露出の多いドレス
・ファー素材（殺生をイメージするため避けるのが◎）
・スニーカー・ブーツなどのカジュアルアイテム

神聖な挙式だからこそ、控えめな華やかさが喜ばれる場です。

「参列の機会だからこそ、きちんとした和装をしたい」
「格式に合う衣装を選べるか心配…」
そんな方へ向けて、ブライダルハウスハラダヤでは神前式にふさわしい和装を幅広く取り揃えています。

黒留袖・色留袖・振袖・訪問着のほか、帯・草履・バッグなど小物一式もご用意。
サイズ・年代・雰囲気に合わせて丁寧にご提案いたします。

衣装選びに迷われる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
フォーマルな場でも、自信を持って参列できる一着に必ず出会えるはずです。

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